
高校受験が近づくと、「うちの子に合った学校はどこだろう」「いつまでに志望校を決めればよいのか」と悩む保護者は少なくありません。子どもにとっては成長の節目であり、保護者にとっても進路選択という大きな決断の場面だからこそ、不安や迷いを抱くのは自然なことです。
今回、塾選ジャーナルが1都3県の保護者を対象に調査したところ、6割の生徒が「志望校を決めたのは中3から」という実態がわかりました。
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志望校の決め手1位は「学校の雰囲気・校風」

※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
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1位:「学校の雰囲気や校風」志望校選びの最重要ポイントである理由
理由①:子どもが楽しく、のびのびと過ごせる環境を求めたから
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理由②:実際に足を運ぶことで進学意欲が高まるから
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2位:「通学時間や立地」重視する家庭が多い理由
理由①:体力と精神面の負担を減らすため
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理由②:時間を学習や部活動のために有効活用したいから
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3位:「子どもの学力」を重視する理由
番外編:もっと重視しておけば……志望校選びでの後悔
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高校受験の第一志望は75.5%が公立高校

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受験校の組み合わせは「公立+私立」が多数派
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併願校で迷う理由は「費用」と「合格可能性のバランス」
悩み①:費用と負担の壁 併願校は増やしたいけれど増やせない
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悩み②:合格の可能性を高めるため、滑り止め校や挑戦校のバランスに迷う
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約6割の家庭が3年生になってから志望校を決定

【中学3年生1学期】志望校を決めた理由と背景
理由①:成績・学力が固まり、現実的な選択肢が見えてきたから
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理由②:学校から志望校を決めるように指導があったから
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理由③:子ども自身の進路意識が高まったきっかけがあったから
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【中学3年生2学期】志望校を決めた理由と背景
理由①:成績・内申点が確定し、現実的な判断が必要になったから
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理由②:夏休みの学校見学で気持ちが固まったから
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理由③:部活動を引退し、進路に本格的に向き合い始めたから
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【中学2年生3学期】志望校を決めた理由と背景
理由:受験勉強期間を考慮し、早めの準備を始めたいから
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志望校選びで感じた苦労と先輩保護者からのアドバイス
苦労①:子どもの希望と学力のバランスをとるのが難しかった
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苦労②:学校の情報収集や比較検討に手間取った
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アドバイス①:子どもの意思を尊重し、一緒に情報を集めて
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アドバイス②:偏差値だけでなく、学校の雰囲気を肌で感じることが大切
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まとめ:志望校の決め方は偏差値だけでなく“子どもに合う環境”が軸
今回の調査からは、高校受験における志望校選びが、単に偏差値や進学実績だけで決まるものではないことが見えてきました。学校の雰囲気や校風、通学のしやすさ、子どもの学力とのバランスなど、家庭ごとにさまざまな要素を照らし合わせながら「わが子に合う環境」を探している姿が浮かび上がります。
先輩保護者の体験談やアドバイスの中には、これから志望校を考えるご家庭にとってヒントとなる部分もあるかもしれません。本記事が、少しでも安心して受験準備を進めるきっかけにつながれば幸いです。
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アンケート調査概要
調査対象:1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)、かつ直近5年以内に高校受験を経験した子どもを持つ保護者(有効回答数98名)
調査時期:2025年7月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「高校受験における志望校の決め方」についての調査
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:「高校受験における志望校の決め方」についての調査」と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/29364/)へのリンク設置をお願いします。